同じ花材でもアレンジスタイルが違うと雰囲気が変わります。
【花束】
花束とは、切り花を束ねたもの。
花束を「ブーケ」ということもあります。「ブーケ」はフランス語で「花束」を意味します。
●メリット
・生花を組んでまとめラッピングしているので、持ち運びしやすい。
・受け取った相手が、好きなように花を分けて飾ることができる。
●デメリット
・飾るのに花瓶が必要。
・水の交換など手入れの手間がかかる。
花束は、歓送迎会や誕生日、結婚祝いのプレゼントなど華やかなシーンや、移動が多かったり、荷物にならないよう配慮したいときにおすすめです。
【アレンジメント】
アレンジメントとは、カゴなどに吸水性のスポンジを入れ、それに花を挿したもの。
●メリット
・もらった状態のまま飾ることができる。花瓶が必要でない。
・水やりが簡単。
・高さや幅、器などバリエーションが豊富で、デザイン性が高い。
●デメリット
・水を含んでいるので重い。
・傷んだ部分の花を取り除くことで、穴が空いてしまいデザイン性を維持しにくい。
・大きなアレンジの場合、場所をとる可能性がある。
「アレンジメント」は、病院のお見舞いや、開店祝いなど、手間をかけるのが難しいシチュエーションに贈るのがおすすめです。
【花束】と【アレンジメント】の違いを理解しておくことで、その場に相応しい贈り物をしやすくなります。それぞれのメリットとデメリットを、押さえておきましょう。
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