皆さん”ぬりえ”ってしますか?
私は子供の頃によくしていました。そして最近は6歳の姪と"ぬりえ"をするのですが、彼女は色鉛筆の色を覚えるのが得意なようで、微妙な色の違いも理解していて、カラー名もしっかり覚えています。
一緒に”ぬりえ”をしていて、取って欲しい色鉛筆があり「赤色」取ってと私が言うと、「紅色・朱色・薄紅色もあるけれど、赤色でいいの?」と聞かれました。私は「赤色」しか色鉛筆入れにはいっていないと思っていたので「赤色」と言いましたが、そう聞かれてどの色を塗りたいかな?と考えてみると・・・答えは「紅色」でした。
別に赤系なら何でもいいと言う人もいるでしょう。私もそこに「赤色」しかなければ「赤色」でよかったのですが、近似色があり選択できるならより素敵に塗れる方を選びます。だって、この微妙な色の違いで仕上がりって変わってくるんですから。
”ぬりえ”をする時は、何度もしたいので冊子の中からどれを塗ろうか絵柄を選択して、その絵柄をプリンターでコピーして塗るようにしています。見本を見ながら同じように塗ってみたり、自分の好きな色を塗って楽しむこともあります。塗り終わったものを比べてみると同じ絵柄でも色が違うと別物のように見えることも。「この色の組み合わせだと明るく楽しく見える、こっちだと寂しく見える」など、こうやって”ぬりえ”で色の組み合わせを楽しんでいる内に自然と色彩感覚が身についていくんです。
”ぬりえ”を通して自然と身についた色彩感覚は、私の花選びに活かされています。
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